「ホームページはあるけど、最後に更新したのはいつだったかな……」
「とりあえず公開はしてるけど、特に何もしていない……」
そんな方は要注意です。
実は、ホームページは放っておくと“逆効果”になることもあるのをご存じですか?
この記事では、「ホームページを放置するとどうなるのか?」について、よくある5つのリスクと、今日からできる簡単な対策をわかりやすく解説します。
なぜ放置がダメなの?
ホームページは、一度作ったら終わりではありません。
ネット上の営業担当のような存在として、定期的にメンテナンス・改善を加えていく必要があります。
Googleの検索評価においても、「更新されているサイト=信頼性がある」と判断されます。
逆に、何年も放置されたサイトは「古い・価値がない」と見なされて、検索順位が落ちる可能性が高くなります。
ホームページを更新した形跡が5年以上前で止まっており、デザインが古いサイトだと「この会社は営業していないのでは?」と疑問に思うことってありますよね。
だからこそ、ホームページは「作って終わり」ではなく、「育てていく」ことが大切です。
定期的なメンテナンスと改善が、信頼されるホームページづくりにつながります。
放置のリスク①:情報が古くて信用を失う
- 営業時間が違う
- 定休日が変更されていない
- スタッフが退職しているのに紹介ページに掲載されたまま
こういった「古い情報のまま」の状態で放置されているホームページは、見ている人に不信感を与えます。
とくに、初めて訪れるお客様にとっては、「本当に営業してるの?」という不安につながってしまいます。
お客様からの信頼を失わないためにも、ホームページに記載する情報は最新のものにしておきましょう。
放置のリスク②:検索結果に出なくなる
更新されないホームページは、Googleに評価されず、検索結果から見られなくなってしまいます。
Googleは定期的に更新されているホームページを高く評価します。
逆に、更新が止まっているサイトは「価値が低い」とみなされ、検索結果の順位が下がる可能性があります。
同じエリア・同じサービスでも、ブログやお知らせを更新している競合が検索上位に表示され、自社サイトが埋もれてしまう例は多く見られます。
せっかくホームページがあるのに、誰にも見られなくなるのはもったいないですよね。
SEO対策は“継続”がカギです。
Googleからの評価を維持するためにも、定期的に情報を更新する必要があります。
何も更新することがない、とお悩みの方はこちらの記事をご覧ください。
★準備中
放置のリスク③:セキュリティリスクが高くなる
WordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)は、放置するとセキュリティリスクが高まります。
WordPressは定期的なアップデートで脆弱性を修正しており、更新されていないシステムは、不正アクセスやウイルスの標的になりやすくなります。
更新を忘れた結果、サイトが真っ白になったり、知らない広告が勝手に表示されたりする事例も少なくありません。
セキュリティ対策は信頼を守る基本です。こまめなバックアップ作成と更新を続けましょう。
放置のリスク④:スマホで見づらいためユーザーが離脱する
今の時代、スマホに対応していないサイトは、お客様からの信頼を失う原因になりかねません。
閲覧の7〜8割がスマホからという現代において、古いレイアウトのままだと、文字が小さすぎたりボタンが押しにくかったりと、ユーザーの負担が大きくなります。
スマホで開いて見づらいと感じたユーザーは、すぐに離脱し、他社サイトに流れてしまいます。
多くの人は、「スマホで見にくいサイト=古くて信頼できない印象」に結びつくものです。
自社のサイトで、パソコン・タブレット・スマホそれぞれのデバイスで表示崩れがないか、確認しましょう。
放置のリスク⑤:サーバー契約切れでサイトが消える
自社で管理しているサイトで多いうっかりミスとして、サイトが消えてしまうことがあります。
ホームページの管理には「サーバー」「ドメイン」の契約更新が必要ですが、放置していると気づかないうちに期限切れ→サイト消失、というケースもあります。
ドメインがすでに他のサイトに取られてしまった場合、元に戻せなくなります。
せっかく今まで築き上げてきたホームページのパワーが消えてしまうことになりかねないので、ドメイン・サーバーの更新だけは忘れずに行いましょう。
今日からできる!放置しないための対策3選
ホームページを放置しないために、特別な知識やスキルは必要ありません。
今日から始められる、簡単で効果的な3つの対策をご紹介します。
対策 | 内容 |
月に1回は情報をチェック | 営業日や価格など、古くなっていないか確認しましょう |
WordPressやプラグインを定期的にバックアップをとり、更新する | サイトが真っ白になってしまった場合、バックアップをとっていると元の状態に戻せます |
保守・運用を業者に依頼する | 自分での管理が難しい場合はプロに任せるのも◎ |
以下でそれぞれ詳しく解説します。
1. 月に1回は情報をチェック
営業時間・価格・スタッフ情報などの基本情報が古くなっていないか、月に1度確認する習慣をつけましょう。
間違った情報が掲載されたままだと、ユーザーの信用を失うだけでなく、機会損失にもつながります。
2. WordPressの更新とバックアップを定期的に行う
WordPressでサイトを運用している場合は、必ず「本体・テーマ・プラグイン」の更新を行いましょう。
更新・バックアップは月1回が理想です。
「本体・テーマ・プラグイン」は定期的にアップデートが実施されており、中にはセキュリティ関係の重大なアップデートも含まれています。
アップデートで不具合が起きたとしても、バージョンダウンを行うことで復元が可能になります。
3. 保守・運用を業者に依頼する
忙しくて更新まで手が回らない方や、セキュリティやSEOの専門知識に不安がある方は、信頼できる業者に保守・運用を委託するのもおすすめです。
定期的な点検・改善提案・更新代行など、業者によって対応内容はさまざまなので、自社にあった内容を提案してくれる会社を選びましょう。
ホームページは「育てていく」もの
ホームページは、お店や会社の「顔」です。
放置されたホームページは、知らないうちに信用を失ったり、機会損失を生んでいるかもしれません。
更新の手間や管理に不安がある場合は、運用保守サポートを検討するのもひとつの方法です。
まずは、今のホームページの状態を見直してみませんか?
「うちのホームページ、ちょっと心配かも…」と思った方へ。
WebCharmでは、WordPressを使ったホームページの保守・運用サポートを行っています。
現状を無料で診断し、必要な対策だけをわかりやすくご提案します。
無理な営業は一切ありません。お気軽にご相談ください。
まとめ:ホームページを守るのは、あなたの信頼と成果を守ること
ホームページを放置すると、以下の5つのリスクが高くなります。
- 情報が古くて信用を失う
- 検索結果に出なくなる
- セキュリティリスクが高くなる
- スマホで見づらいためユーザーが離脱する
- サーバー契約切れでサイトが消える
しかし、少しの手間と定期的なチェックで、これらのリスクは回避できます。
あなたのホームページが「信頼され、成果を生むツール」になるよう、今できることから始めましょう。